過去問解説：キャリアコンサルタント第12回【問5】

問５ キャリアコンサルタントがその使命を果たす上で遵守すべき倫理に関する次の記述の うち、適切なものはいくつあるか。

・キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行うにあたり、人間尊重を基本理念とし、個の尊厳を侵してはならない。
・キャリアコンサルタントは、組織を取り巻く社会、経済、環境の動向や、教育、生活の場にも常に関心をはらい、専門家としての専門性の維持向上に努めなければならない。
・キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを実施するにあたり、相談者の自己決定権を尊重しなければならない。
・キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングの契約関係にある組織等と相談者との間に利益が相反するおそれがある場合には、事実関係を明らかにした上で、相談者の了解のもとに職務の遂行に努めなければならない。
１．1つ
２．2つ
３．3つ
４．4つ
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【解説】
こういう問題が来ると、間違いさがしの目が、いつもより鋭くなる。
相談者の自己決定権、って何だ？とか、
職務の遂行に努める、だけでいいのか？とか、細かいところが気になる。

ただ、純粋な気持ちで問題を読む。
「すべて」とか「一部の」とか、極端な言葉がないかどうか。
そういう言葉に振り回されるような選択肢はないかどうか。

うむ、ない。

この問題には、選択肢にないが「０」という選択肢が用意されている場合もある。
きちんと１つ１つの選択肢と向き合うことを大切にしましょう。焦らずに。

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【正答】４