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過去問解説:キャリアコンサルタント第13回【問48】

問48 企業領域で活動するキャリアコンサルタントに必要なネットワークに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

1.中小企業で働く相談者がメンタル不全と思われる場合には、社外の地域産業保健センターとのネットワークを活用して対応することが必要となる場合もある。
2.キャリアコンサルタントが従業員の教育訓練の推進に携わる際には、地方行政の生涯学習部門とのネットワークを活用することが最も有効である。
3.企業内といえども、キャリアコンサルタントは相談者の秘密を守ることが最も重要な義務であり、情報保護の観点から、社内の様々な部門等との協働やネットワークを持つことは避けるべきである。
4.人事部門とのネットワークを構築し、人事異動の情報を該当する従業員に対して伝えることも必要である。
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【解説】
4.が、頻出のキーワードである。「人事異動」の情報は、キャリアコンサルタントの領域を超えている。人事情報・人事考課などの評価などは出すべきではない。

3.は極端である。避けるべきである、という文言は、キャリアコンサルタントの領域を狭めている文言に他ならない。気をつけないといけない。

2.従業員の教育訓練も、どちらかと言えば、人事部の教育担当が行う業務である。キャリアコンサルタントは、その部分に助言や指導をしていくものの、社外のネットワークの活用を推進していく立場ではない。

1.メンタル不全⇒いきなり社外を頼っている、は大丈夫か、という視点で見る。メンタル不全の問題は、本人もさることながら職場全体で、ケアをしていかなければならない問題であり、ここの問題が、相当数増加している。傍観できない。

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【回答】1