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過去問解説:キャリアコンサルタント第13回【問47】

問47 キャリアコンサルタントの姿勢に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.相談者がどのような職業能力開発を望んでいるのか、どうしたらそれができるかを、相談者自らが認識できるよう援助する。
2.相談者が求めるものは多様であり、また相談者自身が何を求めているのかを自覚していないこともあることを認識した上で、キャリアコンサルティングを行うのがよい。
3.キャリアコンサルタントは、相談者の職業生活設計を具体化するための助言力を持つべきである。
4.キャリアコンサルティングの成果の評価は相談者が行うべきであり、キャリアコンサルタント自身の自己評価は差し控えるべきである。
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【解説】
3.と4.で迷うのかなぁ、この問題は。

1.と2.の中に重要なことが書いてありますね。
「援助」という言葉、そうなんです。キャリアコンサルタントは「援助」する立場なのです。
気付きを与える立場なのです。

ですから、具体化する助言力までは必要ないのでは?というので3.が怪しいと踏みます。

4.を読みます。キャリアコンサルタントの自己評価は必要ない、と書いてあります。
そういうわけではないでしょう?自己研鑽していくために、やっぱり自己評価は必要ですから。

はて、どちらでしょうか。
少し、3番の書き方が曖昧ですが、「具体化する助言力」=「援助」と考えれば、これは正しい文章ですね、というわけで、不適切なものは・・・

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【回答】4